こんにちは、投資初心者におすすめのつみたてNISAですが、実際に運用していればどうなっているのか。実際に私の運用成績を持って紹介してみたいと思います。
2021年1月からつみたてNISAを開始したよ。
2023年現在の現行NISA制度では、「一般NISA」か「つみたてNISA」のどちらかを選択して運用するようになっています。(来年から制度変更予定)
2021年1月から私はつみたてNISAを開始しました。
つみたてNISAの年間金額は年間で40万円と上限が決まっています。
購入のタイミングは任意となっていますが、積立投資のメリットでもある定額積立で毎月33,333円としています。
結論から言うと、
「投資金額」866,658円、「評価額」959,047円、「評価損益」92,389円、「損益率」10.66%です。
この記事は、つみたてNISAって気にはなっているけどまだ始めていない人や、実際に運用してみるとどんな感じになるの?っていう投資初心者向けとなります。
つみたてNISAとは?
金融庁のHPから引用
「つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすいしくみとなっています。」とあります。
つまりまとめると、こういうことです。
・投資初心者に国がおすすめしている制度
・運用益に対しての税金がかからない(通常約20%掛かる)
・手数料などがぼったくりになっていないものだけ厳選されている
・長期で積立運用することを想定している(運用期間20年間)
投資初心者が、始めやすい制度に考えられてるんだね。
実際に何を運用しているの?
先程も述べたように、つみたてNISAで購入できるものは国が厳選した投資信託に限られています。
投資信託の中にはぼったくりと言っていいような手数料の高いものが多くあります。
最近は、ブログやYou TubeなどSNSでの有益な情報のおかげで、手数料が安くていい商品を知ることができるようになりました。
実際に、私ダブリフがつみたてNISAで運用している商品は、
「eMAXIS SILIM 米国株式(S&P500)」です。
この「eMAXIS SILIM 米国株式(S&P500)」をつみたてNISAの投資金額上限の年間40万円を12ヶ月に分散投資した33,333円積立をしています。
2021年当時は、敵なしだったアメリカ市場が、2020年のコロナショックから米国市場が一時大きく下落。しかし、ゼロ金利政策などを行いたった5ヶ月で高値を回復。その後も右肩上がりでとにかくアメリカ株を買えば間違いないと言われていました。
そんな状況の中にあったので、そのアメリカの市場の中で厳選されたS&P500というインデックスに投資するという「eMAXIS SILIM 米国株式(S&P500)」を積立していきました。
分散投資のメリット
つみたてNISAは分散投資を長期的に行うことでリスク分散をしています。
私が思う、毎月積立を行う最大のメリットとしては、感情に流されずに機械的に投資を続けることができることだと思います。
ほかにも「ドルコスト平均法」といって、投資信託は少額から買うことができるために、毎月の購入金額を決めておけば株価が下落してるときにはたくさん買い、株価が上昇しているときには少なく買うことができます。毎日変動する株価は予測できるものではありません。
私も最初は自分で買うタイミングを決めて、安いときにまとめて多く買って、高くなっているときには買うことを止めるなどしたほうが、より含み益が増えるのではと考えていました。
しかし、〇〇ショックなどの大暴落しているときには、いつまで下がるかわからずどれくらい買えばいいのか、わかりません。逆に最高値を更新しているようなときは、いつまで上がり続けるかもわからないので、まだまだ上がり続けるかもしれないのに買うことができなくなります。
実際に資産運用を始めている人は一度は、経験あるのではないでしょうか?
また、投資初心者は積立で少額からの投資を始めることで株価の値動きに慣れることができます。
仮にはじめからまとまった投資資金が100万円あるとして、その100万円をいきなり全額投資すると(つみたてNISAでは出来ません)1日で5%くらいの下落もあります。毎日5万円が減っていくのを見ているとソワソワして仕事にも集中出来ないかもしれません。そういった意味でもつみたてで時間をかけて自分自身の経験値を高めていく必要があります。
積立による長期投資はコツコツ積み上げることが最大のポイント!
まとめ
私のつみたてNISAはまだ2年2ヶ月の運用結果でしかありません。今からS&P500が下落し続けるとあっという間に含み損へとなるでしょう。
しかし、「ウォール街のランダム・ウォーカー」という有名な本にある研究結果によると、1950年以降15年以上投資期間をとると、どのタイミングで投資したとしてもリターンがマイナスになったことがないという結果があります。
したがって、最近始めたばかりの人やこれから始める人は、含み損が続くと投資を続けることをやめようかと考える人もいるかと思います。また、先程の研究結果はあくまでも過去のデータです。今後の未来が誰にもわかりません。
近年のウクライナ問題や世界中の物価高など不安なことはどの時代でも起こりえます。
これらを含めて資本主義社会が今後も続けば、今後も資本主義社会(株価)は成長するという可能性が高いのではないかと思います。
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